
これから海外に拠点を移そうと考えてるんだけど、健康保険はどうすればいいんだろう?

海外って保険が効かなくて治療費がすごく高いイメージ。不安だわ。。
どんな保険や補償があるかを把握しておけば安心だよ。
しっかり解説していくので、参考にしてくださいね。

この記事で分かること
- 海外ノマドの保険選びのポイント
- おすすめの海外ノマド保険
- 日本の健康保険について
- 無料で使えるクレジットカードの海外旅行保険
海外ノマドの保険選びのポイント
海外ノマドにおいても、ちゃんとした保険を選ぶことは、あなただけでなく家族の安全のためにもとても大切ですよね。
海外での保険選びのポイントをまとめたので、見ていきましょう。
ライフスタイルに合った種類を選ぶ

- 海外旅行保険
短期の旅行や休暇に向いています。通常、数日から数週間の滞在をカバーし、急な病気や怪我、旅程の変更に備えます。
しかし、長期滞在には適していないことがあるので注意が必要。 - 長期滞在保険
海外ノマドのために設計され、数か月から数年にわたる滞在に適しています。
医療費用、持ち物の損失、旅程の変更に関する補償が充実しており、海外ノマド向けに最適。 - デジタルノマド向け保険
PCやカメラを扱うデジタルノマドとして働く場合、デバイスの盗難や破損に備える保険オプションがあります。
仕事に必要な機器を守るために検討しましょう。
高額な機材を必要とするデザイナーやカメラマンにとっては、
機材の保険も重要になるね。

緊急医療費用のカバー
緊急医療費用のカバーは、海外ノマドにとって最も重要なポイントの一つですね。
- 補償の範囲
保険が緊急医療費用をどの程度カバーするかを確認しましょう。
外国での医療費用は高額になることがあるので、充実した補償が必要です。 - 最高支払額
保険料が最大どれくらいの金額を支払われるのかを確認し、実際の医療費用に対応できるようにしましょう。
高額の医療費がかかる場合、最高支払額が低すぎると自己負担が増えます。 - 緊急医療輸送
万一、遠隔地や医療施設が限られた場所での緊急医療が必要になった場合、保険が緊急医療輸送をカバーするか確認しましょう。
緊急時の輸送コストも考慮する必要があります。 - 帰国時の医療費
一部の保険は、帰国時の医療費用もカバーします。滞在先で治療を終えた後の帰国に備えることができます。
保険無しの海外生活はリスクが高い?海外ノマドが保険必須の理由

海外でのノマド生活はやりがいのある挑戦ですが、保険を持たないままで生活することは高いリスクを伴ってしまいます。
なぜなら、日本とは違って予期せぬ緊急事態に直面する可能性が高く、多額の費用や法的問題に巻き込まれてしまう可能性があるから。
その理由を詳しく説明していきます。
予期せぬ緊急事態
- 突然の病気や怪我
海外での生活中に、急な病気や怪我に見舞われてしまうことはありえますよね。
医療費用は国や地域によって大きく異なり、高額になることも。
保険があれば、これらの医療費用をカバーし、心配せずに治療を受けることができます。 - 災害や事故
自然災害や事故が起きた場合、物理的な損害や怪我が発生してしまう可能性があります。
保険があれば、持ち物の損失や修理、治療費用などがカバーされ、経済的な負担の軽減が可能。
法的問題
- 法的トラブル
海外での生活中に、契約違反や紛争に巻き込まれてしまうことがあります。
これにより、法的問題が発生し、弁護士費用や罰金がかかる可能性も。
保険で法的サポートや弁護士費用の一部をカバーすることが可能です。
デジタルリスク
- デジタルノマドのリスク
デジタルノマドとして仕事をする場合、デバイスの盗難や破損は大きな問題ですね。。
特別なデジタル保険を用意しておけば、デバイスの修理や交換に関連する費用をカバーできます。
日本では考えられないようなリスクや危険が海外には潜んでいます。
自分の想像を超えた問題や事態にも対応できるように、保険を上手に使って備えておきましょう。
緊急医療費用をカバーする保険の選び方

海外での緊急医療費用をカバーする保険を選ぶときは、細心の注意が必要です。
医療費用は国や地域によって大きく異なるため、予期せぬ医療事態に備えることはとても重要。
医療費用の保険選びのポイントをまとめました。
医療補償の範囲
- 緊急医療費用
まずは保険が緊急医療費用をどの程度カバーしているかを確認しましょう。
これには診療費、処方箋薬代、救急車の費用などが含まれます。
補償範囲は保険プランによって異なるので、自身の健康状態や旅行先に合ったものを選ぶことが重要。 - 入院費用
万が一重症の場合、入院が必要になってしまうことがあります。
保険が入院費用をカバーするかどうかを確認しておき、必要な場合に備えましょう。 - 手術費用
もし手術が必要になった場合、手術費用も考慮する必要がありますよね。
保険が手術費用をカバーしていることも確認し、不測の事態に備えておきましょう。 - 薬代
処方箋薬が必要な場合、その費用も保険でカバーされるかを確認しましょう。
海外では薬は高額になることがあります。
最高支払額
- 最高支払額
保険は通常、最高支払額を設定しています。
これは、最大でどれくらいの金額が支払われるのかを示します。
海外での医療費用は高額になることがあるため、最高支払額が充分かどうか確認しておきましょう。
自己負担を最小限に抑えるために、できるだけ高い最高支払額にしておくのがおススメ。
事前承認要否
- 事前承認要否
一部の保険プランでは、緊急時の医療機関での治療に事前承認が必要な場合があります。
その場合は手続きを把握し、緊急時にスムーズに治療を受けられる準備をしておきましょう。
また、事前承認の手続きが簡単なプランを選ぶことも手です。
これらのポイントを考慮しながら、海外での緊急医療をカバーする保険プランを選ぼう。
あなたや家族の健康と安全を守るために、適切な保険は不可欠ですね。

デジタルノマドのための保険オプション

デジタルノマドとして働く場合、デバイスとデータの保護はとってもに重要ですよね。
通常の旅行保険に加えて、デジタルノマド向けに用意された保険オプションがあるので、こちらも見ていきましょう。
デバイスの保護
デジタルノマドは、PCやスマホ、カメラなどさまざまなデバイスを毎日使いますよね。
怖いのが、これらのデバイスの盗難や破損のリスク。
デバイスの保護を考える上で気を付けたいポイントは以下になります。
- 盗難保険
保険プランには、デバイスの盗難に備える盗難保険オプションが含まれることがあります。
盗難が発生した場合、新しいデバイスの購入や修理費用をカバーします。 - 損傷保険
デバイスの物理的な損傷に対する損傷保険もあります。
デバイスが壊れたり、水に濡れたりした場合、修理や交換の費用をカバーします。
オンラインのセキュリティ
デジタルノマドはオンライン環境で仕事をするため、オンラインセキュリティを意識しておく必要があります。

フリーWiFiを使っていたら、クレカ情報が盗まれてカードを不正利用されました。。
保険とは違って対策になりますが、オンラインセキュリティ対策をまとめました。
- VPNサービス
VPN(仮想プライベートネットワーク)は、オンラインプライバシーとセキュリティを強化するための方法です。
フリーWiFiを使う時も、VPNを通してネット接続を行うことで、セキュリティを大きく向上することが可能です。 - SIMカード購入
もう一つの手は、現地のSIMカードを購入して、自前のネット環境を用意することです。
スマホにセットしてアクセスポイントにしてしまえば、いつでも安全なネット通信が可能ですね。
これらのデジタルノマド向け保険オプションを用意、またセキュリティ対策をしておくことで、デジタルノマドの生活をより安全に、安心して楽しむことができます。
デバイス、データ、オンラインプライバシーを適切に保護しながら、生産性を高めていきましょう!
保険請求の注意点とスムーズな手続き方法

保険請求の手続き
保険請求の時は、スムーズかつ迅速に手続きを行うことが大切です。
以下で、保険請求手続きのステップを解説していきます。
必要な書類
まずは保険請求をするための必要な書類や証拠を整えることが必要です。
- 医療請求
緊急医療費用の請求の場合、医療費の領収書、診断書、治療の詳細なレポートなどの医療関連の書類が必要です。
これらの書類を整理し、請求時に提供できるように準備しておきましょう。 - 持ち物の損失請求
貴重品やデバイスの盗難や損傷の請求の場合、盗難の届け出書、警察の報告書、持ち物の価値を証明する書類が必要です。
これらの証拠書類を揃え、請求時に提出しましょう。
連絡先情報
保険請求時には、保険会社への迅速に連絡を行います。
- 保険会社の連絡方法
保険証券やポリシーに記載されている保険会社の連絡方法を確認しておきましょう。
請求手続きを開始する前に、保険会社に連絡し、手続きのガイダンスを受けます。 - 緊急連絡先情報
緊急時のために、保険会社の緊急連絡先情報を携帯しておきましょう。
これらのステップに従って、保険請求手続きを迅速かつスムーズに行いましょう。
保険請求は緊急の場合も多いため、事前の準備が大切です。
おすすめの海外ノマド保険
それでは早速筆者おすすめの、海外ノマド専用の保険を紹介していきます!
それはSafety Wingが展開しているNomad Insuranceです!
未来の日程でもOK!加入はこちら

ノマド専用保険 Nomad Insuranceとは

アメリカ・サンフランシスコの会社が提供する、世界180か国で利用できるデジタルノマド向けの保険サービスです。
まさにNomad Insuranceという名前のとおり、ノマド専用にカスタマイズされた保険になっています。
しかも世界中どこにいてもいつでも加入できちゃうのに、45.08ドル/月というとってもお手頃な費用になっているんです。
ただでさえ出費がかさむ海外ノマド民には持ってこいですね。
補償内容をまとめました。
医療費関連の補償内容
- 医療費補償額
最大250,000ドル(250ドル免責) - 入院時の部屋・看護サービス、救急車の費用もカバー
- 理学療法とカイロプラクティックの費用
一日最大50ドル(事前申請必要) - 緊急時の歯科治療費
最大1,000ドル
リスクの高いスポーツ活動や、保険加入前に患った病気やけが、ガンの治療は対象外です。
旅行関連の補償内容
- 不慮の旅行中断
最大5,000ドル - 旅行遅延補償
予定外の宿泊を必要とする12時間以上の遅延が発生した場合、
1日最大100ドル(最大2日まで) - 荷物の紛失
1契約ごとに最大3,000ドル(500ドル/個) - 自然災害時の宿泊費
最大100ドル(最大5日まで) - 国の政治・情勢に関わる避難
最大10,000ドル - 緊急治療のための避難
最大100,000ドル - 賠償責任補償
人的・物的損害ともに最大25,000ドル - 障害・死亡保障
ともに最大25,000ドル
この金額で充実の補償内容。
気軽に加入出来てすごく頼もしいね。

さらに、海外滞在期間が1週間など、短期の場合でもフレキシブルに加入が可能なんです。
下記のシミュレータで保険料の計算ができます。
僕も海外で保険が必要な時はNomad Insuranceを利用しているよ。
必要な時だけすぐに加入することができる点がすごく気に入ってます。

未来の日程でもOK!加入はこちらから

詳しい解説はこちら
日本の国民健康保険について

実は日本の国民健康保険を海外での治療費用に使うことができるんです。
ただし対象者が限られるのと、高額な費用はカバーできない可能性があるので、注意が必要です。
詳細を見ていきましょう。
海外転出届を出したかどうか
日本出国時に海外転出届を提出していると、国民健康保険は加入できなくなります。
そのため、海外でも国民健康保険を使うには、海外転出届を出していない人のみが対象になります。
ただし1年以上出国する場合は、海外転出届は義務になるので注意しよう。
逆に1年未満の場合は、届け出は任意になるんだ。
その場合は国民健康保険を持ち続けることができるね。

適用される条件は?
海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られます。
なので日本で行うことのできない治療や、美容整形・インプラントといった、そもそも日本国内でも保険診療として認められていない医療行為については対象外になります。
いくら補償されるの?
日本国内の医療機関等で同じ傷病を治療した場合にかかる治療費を基準に計算した額が支払われます。
つまり、日本に比べて医療費が高い国(アメリカ等)での治療に関しては、自己負担が非常に大きくなってしまう可能性があります。

帰国後に請求する
支払いについても注意しておきたいポイントがあります。それは、
治療・入院時に費用を全額立て替えておく必要があります。
このことからも、特に海外ノマド民にとっては使いづらい、そもそも保険料を払い続ける必要があるので、メリットの少ない保険なのかなと思います。
あくまでいちいち住民票を抜かない短期旅行者向け、海外ノマド民は先ほど紹介したNomad Insurance(ノマド保険)をはじめとする海外旅行保険や、このあと紹介するクレジットカードの付帯保険を活用する方が良さそうです。
【裏ワザ】無料で使えるクレジットカードの海外旅行保険とは

保険料にあまりコストを掛けられない、駆け出しの海外ノマド民必見です。
月々それなりの費用が発生してしまう海外旅行保険。
なんと無料で利用することができちゃうんです。その方法が、
クレジットカード付帯の海外旅行保険を使う
という方法なんです。
クレジットカード付帯の海外旅行保険とは
クレジットカードの中には海外での利用に特化したものがあり、顧客に向けて海外旅行保険を無料で提供していることがあります。
保険適用期間もほとんどが90日と長いので、一般的な旅行であれば十分カバーできてしまうんです。
無料なので、当然有料の海外旅行保険と比べると補償内容が弱いことがあります。
状況に応じて、他の保険とうまく組み合わせるのがポイントです。
長期の期間を無料でカバーしてしまう裏ワザ
クレジットカードの海外旅行保険の適用開始条件に、自動付帯と利用付帯というものがあります。
- 自動付帯とは
海外に渡航した際に、クレジットカードを持っているだけで勝手に保険が適用開始される。 - 利用付帯とは
ツアー代金や航空チケットの購入、現地での交通費の決済をそのカードで行ったら適用される。
この適用状況を、先ほどの90日と組み合わせるんです。勘のいい方は気付いたのではないでしょうか?
そう、他の複数のカードと組み合わせて使うことで、180日・270日とカバー期間を延ばしてしまうことができるんです!
裏ワザ活用例
- 最初の90日をA社のカードでカバー
(自動付帯・利用付帯どちらでもOK) - その後現地でB社のカードで交通費の決済を行い、次の90日をカバー
(利用付帯のみ) - 以下カードの枚数だけ同じパターン
保険期間は日本に帰国後にリセットされるので、保険カバー期間が終了したら日本に帰国すればOKです。
おすすめのクレジットカード
海外旅行保険が付いているクレジットカードはいくつかあるのですが、
その中でもおすすめのカードが、エポスカード。
エポスカードなら入会・年会費無料で海外旅行保険が使えて、充実した補償・24時間サポートが付いて、さらに2,000円分のポイントがもらえちゃうんです。
とにかく維持費がかからないので、作らない理由がないよね。
海外渡航を計画している人は早めに作っておこう。

今すぐカードをGETしよう!
こちらの記事でエポスカードについて詳しく解説しています。
おススメな点や補償内容、保険の使い方について知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。